小野寺麻衣子は完璧でした

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私はいわゆるお嬢様学校に通っている。 私立だからかは分からないが不良と呼ばれる類の人間は少ないが、金がものを言うまあ至って一般の私立学校。生徒も生徒で派手目でおしゃれな子が多い中、私は地味であった。 別に派手で居る必要性も感じられなかったし、むしろ派手なのは嫌いだった。 自然と友達の少なくなった私にも親友と呼べる女子生徒が一人だけいる。 小野寺麻衣子。 彼女は私の全てであり、彼女が私の世界であった。
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