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「ねぇー、うちらさ、3人も同じクラスになれるなんてビックリだよね。」 「そう言えばそうだな。」 「一生と隣の席なんてさ、中学の時と本当変わらないし。」 「おい、まだそれ言うのかよ…仕方ねーじゃん。」 「結香、あのイケメンと同じクラスだったね。」 一生、さーちゃんに無視されてるし。 すんなりスルーだったね。 「おーい、俺の事無視するなー」 「うるさい一生。」 あ、あぁ一言で済まされてる。 一生を見るとうるさいと言われ先ほどより大人しくなっている。 それを見てると可笑しくなって笑いが止まらなくなる。 「あっ、そう言えばあのー、えっと、誰だっけ?」 「小堺くん?」 「あー、それそれ!あいつ、さっきめっちゃ美人と教室出ていってたの俺、見ちゃった」 自信ありげに言う一生にさーちゃんにがまたしても爆弾を投下する。
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