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「じゃ、俺、こっちだから。」
一生はさーちゃんから逃げるようにコンビニの前のバス停まで走っていった。
さーちゃんとは2つ目の駅まで。
さーちゃんともバイバイをして私は足早に家に帰った。
「ただいまー」
「お帰りなさい。」
いつもは玄関まで来ないお母さんがニヤニヤしながら迎えてくれた。
クンクン…なんか嫌なニオイがするな…。
「結ちゃん、なにしてるの?そんな犬みたいなことしてないで早く来て。」
お母さんに肩を掴まれリビングへ進んでいく。
分かった…これ、ドッキリだ。
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