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「なぁ、、、」 「……」 「なぁってばっ!」 「……無視無視。」 「本当、俺…かなしー」 一生の真剣な暗いトーンにやりすぎたかと反省する。 「今頃反省されてもねー」 「あ、あはははは。でなに?」 「見ろよっ、あれ…」 一生が指差したのは私が朝ぶつかった人。 「あっ、あの人、同じクラスなんだ」 その瞬間一生がバッとこちらを見た。 「な、なに?」 「結香、知り合いなの?あのイケメンと?」 「いや、知り合いってほどじゃないけど…」 あの人の名前、なんて言うんだろ。 本当にきれいな人だったよなー 「うーん、この世にあんなイケメンって居るんだな…」 「本当だよねー」 2人で彼を見ながらあーだこーだ話した。
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