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途中、信者の群れに遭遇するも俺は容赦なく倒していく。
不本意ではあったが……そうしなければ俺が殺されていた。
彼等は教祖を守る為なら如何なる事でも成し遂げる。
それが絶対的な存在の喜びへと繋がると信じたから
そうする事で己も救われると信じたから
「その心意気には敬意を表するが……」
がむしゃらに突進して来た少女をかわす。
無駄と知りつつも威嚇用に手にしていた25口径で軽く後頭部を打ち付ける。
ばたりと崩れ、また次が来る。
モチベーションを保つのがキツい。
何の意義も見出だせない……!
「うっ!」
『設楽っ!』
四方から固められた隙に何処からか鋭利な物が肩をかすめる。
特注の防護服がボロボロになる位、俺は沢山の信者を倒していた。
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