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「もうニ年生だよ。高校生活なんてあっという間に終わるってのはホントみたいだな」
「まったくだ!優姫(ゆき)。高校とはハーレムじゃなかったのか!?」
「それは二次元で三次元はそれに該当しない。
てか、お前彼女いるだろ」
「なら、四次元か!?」
「四次元はヒミツな道具のハーレムだな」
俺がそう言うと、男は頭を抱え机に伏せた。
城山秋彦(しろやまあきひこ)。さっきから妄言を吐いている男で俺の友人だ。見た目は悪くないんだが、発言が馬鹿。彼女持ち。
神島優姫(かみしまゆき)。もちろん俺ね。見た目は中の中。優姫って書くけど男だぞ!
まあ………それだけ。
どこにでもいる普通の高校生ってこと。
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