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やりたくないことが先にあると、時間って早く過ぎるよね…。
昼休みまで飛ばして、六時限目終了だよ。
ちなみに昼休み咲良が松山さん食事に誘ったが、「結構です」の一言で撃墜された。
「さあ、お待ちかねのお掃除タイムたい!!」
咲良がクルクルと回りながら言う。
「よくそんなテンションでいられるな。撃墜されたくせに」
「まあまあ、とりあえず音楽室行こうぜ。松山さんもう行ったみたいだぞ」
秋彦が咲良と俺の手を引っ張り教室から連れ出す。
「ええい、秋彦離せ!気持ち悪い…
しかし、咲良。なんでわざわざこんなことを…」
咲良はにこりと笑って人差し指を立てる。
「だって、優姫心配なんでしょ?だったら理由なんていらないよ」
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