最近の機械の方が感情豊かだよ!

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手を引いていた秋彦が止まり、目的地に到着したことを告げる。 音楽室の中ではせっせと人影が動いていた。 「遅れてごめんね、松山さん」 最初に入ったのは咲良。 「ごめんね~。優姫のトイレが長くて」 次が秋彦。 てか、なにデタラメ言ってんだ、こいつ。 そして、最後に俺。 「…………遅れてすみません」 いや、待って!そんな哀れみの眼でこっちを見ないでお二人さん。 ボキャ貧なのは謝るが、他になんと言えと?
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