最近の機械の方が感情豊かだよ!

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別れ道に着き、俺と秋彦・咲良は挨拶程々に別れた。 別れた後、背中きら声が聞こえた。 咲良がこちらに近寄ってきて、意味深な言葉を残して帰っていった。 「優姫、覚えといて。 …………男が女を“気になる”ってのは“好き”の仲間なんだよ?」 ======== 少女は自分の部屋の机に鞄を置き、制服を着替えることも無くベットに横になる。 眼を閉じ、今日一日の出来事を、回想する。 これはいつからか少女の日課になっていた。 自分の反省点を探す記憶の海への旅。 そして、その旅を終えると、ベットから力無く立ち上がり机に向かい、これもまた日課になっている日記をつける。 同じことを繰り返さないための日記。 日記をつけ終わったころ、ドアが優しくノックされた。 「姉ちゃん、夕飯出来たって」 「わかった。すぐ行く」 少女はノートを閉じ、部屋を出た。 ポツリと残されたノートには、こう記されてあった。
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