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「菜緒、ちょっと話さない?」
荷物を片付け終え、おばさんにあいさつした後、菜緒を外へ誘った。菜緒は頷き付いてきた。
とりあえず近所の公園へ行きイスに座る。
「びっくりしたでしょ?」
第一声を放ったのは菜緒だった。
「えっ?」
「こんなに太ってて驚いたでしょ?」
「まぁ…。」
「やっぱり。だから祐介には会いたくなかったのに初日に会うなんて!」
「同じ団地で会わないのは無理だろ?それよりさ…あの時、何でいきなり俺の事振ったの?」
ずっと気になってた事、約6年経った今でも気になる…。
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