第1話
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「う……ん。気に入った。って……凄くいい。あ……あなた……危ない筋の人?」 「俺? 俺は……ただの絵書きだよ」 もっと激しく揺さぶるとマミが堪らなくなったのか、俺にしがみ付いて来た。 「絵……絵書き? う……嘘つき」 「嘘じゃない」
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