第1話
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サッとシャワーを浴びた俺は、マミをそのままにしてホテルを後にした。 一夜限りの遊び。 もう、二度と会うこともないだろう。 ホテルを出て空を見上げた。 薄紫色した空に朝の明星が光って見えた。 シャッターが下りたままの繁華街をゆっくりと歩きだした。 何人かのホストたちやキャバ嬢たちとすれ違った。 夜の残り香がプンプンする。
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