織田龍斗の場合~バレンタイン編~

5/8
前へ
/38ページ
次へ
早速中に入り龍児がモニターに何やら打ち込むと、 「わぁ、凄い。キッチンが打ち込んだ通りに現れた。流石俊也!」 真ん中に台が現れ、そこにはすりこぎやボウルが置いてあり、三つのガスコンロやオーブンがある。 三人は早速作業を開始する。 ーー湯煎ってこんなに難しいんだ。チョコ溶かすだけなのに。 龍聖は湯煎も成功して器用だし、生クリームを泡立てたりと手際もいい、龍児はことごとく失敗してて悪いけどおかしかった。 ん?オレはって? レシピになぞって作ったし隠し味も当日は入れるから大丈夫。 でも、お菓子作るのって体力いるなぁ。 パティシエさんに男が居るのわかる気がする。 紆余曲折あったが、何とか形にはなった。 後は当日上手く行くことを祈るばかり。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加