織田龍児の場合~バレンタイン編~

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何処に行くの?とルディアに聞かれて少し口ごもる。 ーーサプライズにしたいからなぁ。うぅむ。 「ちょっと買い物にね。紅茶のストック切れたから。」 しょんぼりしてしまったルディアをなんとか説得して、支度を始める。 さて、行ってきますのキスをして、龍聖と龍斗と共に街に出る。 どうやら二人も考えは俺と同じようだ。 三人で話し合い、チョコを作る部屋を用意して、そこでお互いに練習をする事になった。 材料を選びながらルディアの喜ぶ顔が浮かび、思わず頬が緩む。 それは二人も同じで、三人の男がチョコを前にしてニヤついてしまうという異様な光景となってしまう。
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