織田龍児の場合~バレンタイン編~

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早速中に入りモニターに何やら打ち込むと、 ーーわぁ、凄い。キッチンが打ち込んだ通りに現れた。 真ん中に台が現れ、そこにはすりこぎやボウルが置いてあり、三つのガスコンロやオーブンがある。 三人は早速作業を開始する。 ーー湯煎ってこんなに難しいのか? 二人は湯煎も成功して器用な龍聖は生クリームを泡立てたりと手際もいい、龍斗は不器用だが、俺ほどでもないし…。 ん?俺か? ……。 聞くな。 大体解るだろ? 失敗に失敗を重ねてしまう。 湯煎の時点で何回チョコに湯が入ってしまうか……。 悲しくなってくる。 紆余曲折あったが、何とか形にはなった。 後は当日上手く行くことを祈るばかりだ。
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