時渡り

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△▽△ ただいま、屯所へと連れて行かれています。そして、何故か米俵を担ぐような感じで沖田総司さんに担がれてます。 「あ、ねえねえ、おチビちゃん。」 「…お、おチビちゃんですか?」 「あれ、嫌だった?」 「あ、べ、別に…」 まさかの沖田総司さんにおチビちゃん呼びされるとは…。 確かに、身長は150cmしかないけれど!だけど!さすがにおチビちゃん呼びは… そんなこと言った瞬間に目を開けたら三途の川がありそうで、怖いから言えないけれど。 「おチビちゃん、僕のこと何て呼びたい?」 「どういう意味なのか、さっぱりと分かりません」 「理解能力低いよね。おチビちゃん、バカなんだ。」 「もう何とでも言って下さい!」 やられっぱなしで、さっきからこんな感じです。もう頭を上げる気力すらなくて、頭を項垂れた。 「沖田さんか、総司さん。どっちが良い?」 「総司さんだと、恋仲のような呼び方なので嫌です。ぜひとも沖田さん呼びさせてください」 なんだ、そう言うことだったんだ。ようやく理解ができた。彼が、何を言いたいのかを。 理解能力低いよね。って言われても仕方ない 「あっはっはっ!君って面白いね。うん、気に入った。沖田さん呼びでよろしくね」 「はい!」 「…あ、屯所についたよ。気をつけてね?ここ、鬼が住んでるから…」 大丈夫です、貴方が鬼と言いたい人物は誰だか分かっております。苦笑いしながらも、私は沖田さんに担がれながら中へと入っていった
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