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「ん……マネージャー! いまは仕事中で」
「俺は休憩中だ」
「あなたがそうだとしても私はっ」
「聞こえない」
吐息混じりの否定が、
敏感な左の耳に流しこまれる。
ぞくぞく
と
足の間から這い上がるのは
紛れもない快感
呼び起こされる興奮。
敵うはずがない。
この男は
私の弱くて汚い部分を
熟知している。
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