40人が本棚に入れています
本棚に追加
「ん…朝か?」
窓の隙間から射し込む日差しで目が覚めた。
時計を見ると、まだ6時だった。
学校が始まるのは8時半
まだ2時間以上はある…
もう一眠りするか
枕元の目覚ましを7時にセットして布団に入り直した。
はずだった
ジリリリリリリ……
もう7時か そろそろ起きないと
目覚まし時計を止めようと腕を伸ばす。
と、そのとき目に入ったのは8時を指す時計の針だった。
ん?
もう一度目をつぶってから見直す。
んん?
おかしい。
7時にかけたはずだぞ?
まあいい、とりあえず
「遅刻するぅぅぅ!Σ( ̄□ ̄;)」
急いでベッドを出ると、自分の部屋を飛び出し、洗面所へ駆け込む。
顔を洗い寝癖を直すと歯ブラシを口にくわえて自分の部屋へ…
そして制服に着替え、鞄とスマホを持って準備が整ったところで歯磨きも終了
歯ブラシを洗面所に戻し、口をゆすいでから家を出た。
もちろん鍵はかけた…はずだ。
朝起きてから家を出るまでにかかった時間 約10分 疲れた。
しかし!!!
ここからが本番だ
学校まで家から歩いて20分ちょい
ギリギリ間に合うかどうか、微妙なところだ
…走るか
そして俺は学校に向けて走り出した。
最初のコメントを投稿しよう!