【番外編】シロちゃんのありえない体験-1

8/23
前へ
/23ページ
次へ
   冷たいことを言いながらも、彼女はその場にしゃがみ込む。  まあ、彼女が俺を見捨てていくわけがないんだが。 「……つーか、お前、なんて話し方だ」 「あん?」 「頭の悪い子どもみたいな話し方は、や、め……」  言いながら顔を上げる。絶句した。 「頭の悪い子どもで悪かったな。オッサン」 「……」  目の前にいるのは、紛れもなく芽衣だった。  ただし、どう見ても14・5歳くらいの。 .
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

92人が本棚に入れています
本棚に追加