年上の彼女

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僕が病院に着く頃には、意識が戻っている事を祈りながら病院まで走っていきました。 彼女の家族に出会い、容態を聞いてみると、彼女は集中治療室に入っているという事を聞いて事態の深刻さを悟りました。 外傷はほとんどなく、脳にショックを受けたらしくまだ意識は戻っていませんでした。 僕はとりあえず会社に彼女の意識が戻るまで休む事を電話で伝えて、病室の前で意識が戻るのを待つ事にしました。 その日は病院のソファーで、ほとんど眠れずに夜を明かしました。 目の前のストーブで背中は寒かったのに、顔だけがすごく火照っていました。
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