第1話
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本当に、こいつは俺に 喧嘩をうっているのだろうか。 「・・・おい、こら。」 少し、低めの声を出すも、あっさり無視に終わる。 さっきっから、ボケッと間抜けな顔で 空を見つめてると思ったら もう、目さえ閉じられている。 放課後、国語係である如月に仕事を手伝わせたのが間違いだったのだろうか。 少し、目を離したすきに 眠ってやがる。
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