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「ここ」
男は開いた足の間に細く長い指を這わせながら、耳元で呟く
「ぬるぬるしてるね」
「……ん…」
彼のモノとは違う女性的とも言える男のしなやかな指に翻弄される
「息が少し荒いね?感じてるの?変態だね」
クスクスと意地悪く耳元で笑われ、その息が耳にかかるだけで血が男の指の方に集まっていく
「……ッあぁ!」
堪らず声を荒げると、男はそっと口をふさぐ
「隣に聞こえちゃうよ?声は出さないで」
近くにあった布切れをそっと噛ませて優しく微笑む
それは私の下着だった
「体、少しは動くようになってきたね」
声を出さないように必死で下着を噛みながらも、腰は男の指に合わせて淫らにくねり始めている
部屋の中はストーブの湿気に混じり、私の発する匂いに満ちている
「……くッ………あぁ!」
男の指が敏感なところを攻めると簡単にイッてしまった
「溢れてきたね。もっとよく見せて?」
男は私の正面に回り、私の膝を折り曲げてから大きく開いた
「だめ!…見ちゃいや……!」
男の指に合わせて軽くなったはずの体はまだ言う事を聞かず、せめてと手で大事な所を隠そうとしたら、その手を使って男は更に私の中心を開いた
「自分で開いていやらしいね。もうベタベタだよ」
私の開いた場所に顔を近付けて息を吹きかける
もどかしい刺激に私の腰がゆらゆらと反応した
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