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もうどうなっても構わない
男がリードするままに快楽に身を委ねていると、また何処かで山の鳴る音が聞こえた
「君たちが入った場所は、地元では雪崩の巣と呼ばれている場所なんだよ。僕たちがいなかったら……」
男は蜜の溢れる敏感な部分にねっとりと舌を這わす
「雪崩の巣……」
そんな風に呼ばれている場所なのなら、この男はどうやって私たちを見つけこの部屋まで運んだのだろう
「……ぁん………ねぇ…他の人たちは大丈夫なの?会わせて……」
快楽から少しでも気を逸らそうと男に話かける
男は優しい笑みを絶やさず、耳を澄ますよう促した
「聞こえる?大丈夫。皆同じ事をしてるよ」
隣の部屋から微かにベッドの軋む音が、反対側の部屋からは押し殺した熱い息遣いが聞こえた
「ね?」
男はイタズラっぽく笑って私の乳首を口にふくむ
「気持ちいい所、自分で触って」
男は私にぷっくりと膨らんできた敏感な部分を触らせると、そのまま指を中に滑らせた
「……ッや、…あ、あ、ダメ」
いきなりの刺激に頭がショートしそうになる
「どうしたの?」
入口近くの一番感じる部分を探り当てると、そこばかりを執拗に責めだす
「……そこ、…あ、…出ちゃう」
「いいよ?漏らして」
指の出し入れが激しくなり、グチュグチュと水音が響く
目の奥で白い光が弾けた
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