第1話

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IN学校 「あ、光里おはよ~!」 「うん!おはよ~」 さすが俺、そっくりだ。             この子は、光里の友達の百合香ちゃん……だったけ? あー、人の名前を覚えるのはやっぱり苦手だ。 「光里!」 「うおっ!?」 「うおっって……あんた、まさか来都?」 「シーッ!」            シノミヤ  アン こいつは俺らの幼馴染、四ノ宮 杏だ。 「この、問題児!また光里と入れ替わってるのね!」 「でけー声で言うな!」 「……はぁ、また今日はなんで?」 杏は席に着きながら言った。 俺も席に着いた。 「まぁ、今日は気まぐれだ。」 「まったく、はっきりいって光里はばかなの!なのに  あんたが場所を変わってさらにばかになってる!」 「……」 なにもいえねぇ 「なんで気まぐれなんかで……あの子の気持ち考えなさい!」 「オカンかてめぇは!」 急に杏が黙った。 「な、なんだよ」 「……あんた、今日の夜中1時なにしてた」 「……は?」 杏は真剣な表情をしている。 「寝てた」 「私見たんだよね。あんたがほっつき歩いてたの」 「きのせいじゃね?」 「女装して何してたの?」 「……」 これは……早々ヤバイぞ
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