プロローグ

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「なあ?<レジスタンス>おれにもやらしてくれよ?」 こいつは…なにがなんでもやりたいらしい。 「俺がやりおわったらな。」 クリアして飽きたらやらせよう。 「ちょっとー?私にも<レジスタンス>?教えなさいよ!」 由美は話についていけなくてご立腹のようだ。 「和樹。せつめいしてやれよ。」 「えぇ!俺かよ!?」 「がんばれ」 説明は和樹の方が向いてる。決してめんどくさい訳じゃない。 「しょうがねーな。いいか由美?」 「うん」 「<レジスタンス>ってのは最新体験型ゲームで、まるでゲームの中にいるような感覚をあじわえるんだ。」 「ふーん。それで?」 「それでって…。いままでにないゲームだぞ?」 「そこまで面白くなさそうじゃん?」 「女にはわかんねーんだよ!優輝!明後日おまえんちいっていいか!?」 「来ても、やるのはおれだぞ?」 「わかってるって!見るだけ見るだけ!」
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