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その頃、テザ山上空に1機だけ残された飛空挺カールでは…
カール艦員「艦長…」
カール艦員は、レーダー見つめ震えている。
カール艦長「どうしたんだ?」
カール艦員「光柱があった上空付近に強いエネルギー反応があります…」
カール艦長「何!?大遠鏡を使い確認を急げ!!」
大遠鏡専門艦員は恐る恐る、大遠鏡でエネルギー反応があるテザ山上空を見た。
彼は震えた声で
大遠鏡専門艦員「艦長…翼の生えた黒い生き物が…こちらを見て笑っています…」
カール艦長「くっ、急いでダレイナ城へ繋げ!!」
‐ダレイナ城連絡室内‐
連絡室員「飛空挺カールより無線が入っています!!」
連絡室官「急いで繋げ!」
飛空挺カール《緊急連絡です!翼の生えた黒い生き物はもう1体います!》
何だと!!!?
もう1体…連絡室内で聴いていた者は驚いた。
飛空挺カール《来る…ザザザッ…プツッ》
連絡室員「回線が切れました…」
連絡室内は未確認物体の恐怖に凍りつく。
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