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迷方向
泥流に目を向けると
塊が一つ増えていた
静かに膝を叩いたら
髪のパーマも落ちて
不満を懐中に仕舞う
アルファベットの群
それを駆使しながら
生き方を組んでいた
挨拶のチョイス相談
相手は消え行く自分
空気にくちづけして
瓶詰された星の砂を
諦めながら握り潰す
祈るように老いたら
横髪をかき上げてる
まさにフィクション
シグナルが乱れ鳴き
深化のゾーンを失う
敵意を破壊する音が
世相を切り抜き出す
無言で目見当をつけ
温度のダンスを見る
まだ不安は癒えない
言うべき言葉もなく
先の自分も否定した
心配ばかりをしよう
時間の魔法にかかり
喜ぶ方法を学んだら
未来に発毛を施して
全ての懐古は一直線
気にする事が増えた
許せる事は減ってた
なんか愉快になると
不器用を言い訳にし
鼻を鳴らして座った
心の雪解け水が増え
掴んだ雑巾が冷える
それを舐められたら
何かが変わるだろう
それから鼻をつまむ
そして何かを薄くし
行方不明になったら
埃まみれになるのか
まさか…そうだろ?
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