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「あれ?磯辺早くね?!」
「わっ、本当に」
どこか間の抜けた顔でコチラをチラ見する磯辺。
船公園の階段から立ち上がり、ダラダラと近付いてくる。
「おー、今日はなー」
どこかメリハリのない気だるそうな声。
立ち上がった磯辺は、私達より幾分身長が高い。
「なんで、こんなに早いの?w」
「父ちゃんに途中で会って、ランドセル預けてきたから、そのまま来た」
「ふーん」
瑠花は磯辺とはあまり話さず、
私はどこかテンション高めで話しかける。
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