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「あん…あぁ~…」
暗いミーティングルームの硬いソファーの上で、彼女は自慢の美しい髪を振り乱し、激しく腰を使い絶頂へと己を導いている。
「くあ…イク…イク…」
涎を垂らし、顔を紅潮させ、汗で髪が顔にまとわりついていても全くいとわず、ただひたすら頂点を目指す。
形がよく適度に弾力とボリュームのある乳房が、彼女の動きに合わせ弾んでいる。
「あぁ~…」
訪れた絶頂により、膣内はさらなる締め付けを増し、俺は激しく周囲から圧迫され…
「くっ…ふっ…」
無機質なゴムの中に吐き出されし我が白濁の分身は、命の熱を放ち彼女を内より温める。
「あ…熱い…」
彼女は『はあ…』と、ため息とも吐息ともわからぬ息を洩らし、己の唇をその細い指で撫で僅かに口に含んだ。
「田中くん…すごくよかった…」
彼女は俺の下腹部に座ったまま、うっとり俺を見下ろしている。
「ありがとうございます。出水さんも最高でしたよ」
「途中から本気モードに入っちゃった。見かけによらずテクニシャンね」
彼女はゆっくり俺の顔をめがけおりてきた。
「俺、本命としかキスはしないです。すんません」
「ふーん。アタシじゃ年上だから本命にはなれないか?」
彼女は拗ねたように、自分の唇を触れた指で俺の唇に触れる。
「出水さんこそ、高橋さんて彼氏がいるのにいいんですか?浮気しちゃいましたよ」
俺の言葉に『お互いわりきってるからね』とまだおさまりきっていない俺を肉体から抜いていく。
「私達、だから結婚せずにいるのよ。もう少し楽しみたいからね」
出水さんはタプタプと先にたまったゴムを外しキュッと口を縛った。
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