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ベルトは件のものだが、その姿は紛れもない
『仮面ライダー、キバーラ』
キバーラは無言でこちらを一瞥すると、後は任せてと言わんばかりに頷いた。
そしてそのまま3体のアンノウンに向かっていく。
『ガァアッ!』
向かってくる赤豹の一閃。
しかし当たらない。
あまりにも優美な身のこなしだった。
そこから放たれる刃の連舞。
そして紫の翼を纏った時
エネルギーを纏った強烈な斬撃が、赤い豹を事切れさせた。
『…マ"ァ"ア"ア"ア"!』
怒りの声をあげ、迫る二体。流石に任せっぱなしは駄目だろう。
『こっからは俺も参戦させてもらうぜ』
一瞬目があい、お互いの意思は伝わった。
俺は黒い女豹と、キバーラは青い豹と対峙する。
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