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「…俺、これからバ イトなんだけど何か用?」
ピキッ
そんな音がするくらい青筋を立てる目の前の男。
「これだよこれ!」
見たことあるベルトを出すのを見て理解した。
「…うそーん」
一体何人がベルト持ってるんだろう。
とりあえずさっさと済ませよう。
『『Set up!』』
「「変身!」」
『チェーンジッ!仮面ライダー!リベル!』
『チェーンジッ!仮面ライダー!インペラー!』
ーーーーー
で、現在に至るわけだが。
『ちょっ!あぶね!うわっと!』
ドリルをブンブン振り回すとか子供かッ!
文句タラタラだがかわすので精一杯。
『調子に、乗るなっ!』
かわすと同時に足払い、でなんとか切り抜けた。
『よっし!こっから反撃だ!』
ハイキック!
『ぶふお!』
連続ジャブ!
『ブッ!グホッ!バッ!』
からのー
ドロップキック!
『グワーーーッ!』
吹っ飛んだインペラー。木に激突し、不様にコケています。
『わりーが終わりだ、バイトに遅れちまうからな』
『バババ、バイトぉ!?』
うん、空気読まなくて悪いとかは微塵も思わん。
『Set!ライダァーキック!』
『おぉお!らあぁぁあっ!』
トドメの一撃。
さらにブッ飛んだインペラーは変身が解け、ガックリと倒れてしまった。
と
奴のベルトのジュエルが外れ、手元に飛んできた。
ロックシードとおなじ原理か。どうやらあのベルトで戦ったとき限定だが。
だが、ガイと戦った時はそうはならなかった。もしかしたら
『このジュエルはホンモノ、みたいだな』
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