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そんな私に夏輝は
「ちょっと待てよ?・・・これは急がないといけないパターンじゃ・・・」
って言ってきた
そんなの分かってるわっ!!!
「急がないといけないパターンよ!!!」
とにかく答えてあげた
私って優しいー・・・
・・・って
「急ぐわよ!!!」
私達は走り出した
私の家から駅まで徒歩7~10分くらいかかる
さすがに急いでも、もう間に合わないだろう
分かってるけど・・・
分かってるけどっ!!!
そんな簡単に高校生活初日を遅刻という恥ずかしい事情でズタズタボロボロにされてたまるかっ!!!
というものの・・・
「ゼェ・・・ハァ・・・」
「おい。大丈夫か?」
心配してくれる夏輝よ・・・
今は同情にしか聞こえないよ・・・
「だ・・・だいじゅーぶ・・・」
「・・・また噛んでるぞ。ってか大丈夫じゃねぇだろ?」
はい、その通りですっ!!!って即答したいよ・・・
どんだけ体力ないんだ私
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