《=》

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記念すべき最初の力は《=》です。 読みはイコールでオーケー。 《=》は数学の記号で等しいという意味を持ちますが、ここでは同じという意味で扱います。 つまりは同じになる、又は同じにする力なのです。 ん?「林檎んとこのヤツのパクリじゃん」だって? 違うんだなコレが。 こっちは両方の対象を指定出来るのです。 解り易く、同時に使い方を説明するために例を挙げます。 例えば相手が落雷魔法を自分に使おうとしている時、《=》を使えば舐めプで勝てます。 《=》の使い方は簡単、まず同じにするモノ――ここでは『落雷魔法の当たる位置』とする――を=の前に置く。 次に同じの基準となるモノ――ここでは『使用者本人の足元』とする――を=の後ろに置く。 すると、 落雷魔法の当たる位置=使用者本人の足元 となり、落雷魔法を使った本人に雷が降り注ぎます。 更に自分が傷ついている時は、 相手の魔法=治癒魔法 にして、自分の傷を癒してもらいましょう。 この様に、あるモノの性質などを別のモノの性質などに変えることが出来ます。 ただし、同じにするだけなので、それを越えることは出来ません。
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