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ただ少し誤解を受けてるみたいだから
弁明したいだけ。聞いてくれるなら拳銃も返すさ。」
指揮官は呆気にとられ
「・・・・ああ」
じゃあとヒソカは指揮官に拳銃を渡し、
「まず僕は職員室を壊してない、壊したのはそこで
アホみたいに丸くなってるゴミだ。」
「え!?」
おそらく駆けつけたものたち全員が驚いた事だろう。
なんせ駆けつけた時、ヒソカが学生を蹴りまくっていた
からだ。
「っは!?お前たち何を呆けている早くそこの容疑者を
拘束具をつけ確保しろ!!」
「っ!?はい!!」
警官隊が勢いよく田中に駆けていって拘束具を取り付け
運ぼうとすると、
「あ、ちょっと待って。」
ヒソカは田中に駆け寄り何かを言った。
すると田中は目から涙をこぼし、鳴いていた。
鳴く。
それは心からの悲鳴を解消するものだった。
レスキュー隊員も順調に働き死傷者共に0だった。
「一応勘違いとは言え間違った人に銃を向け
あまつさえ過剰防衛もしたから僕も一応
署に行った方が良いですよね?」
「む、まぁそうだな重要参考人として一応
来てもらおうか。」
「わかりました。」
「ヒソカ!?」
マリアが心底心配そうに声をかける。
「大丈夫すぐに戻るよ。」
それをみかねた指揮者が
「なんなら君も着いてきなさい、第三者からの目も
確かめたいからな。」
それを聞きマリアはまたいつもの無表情に戻り、
「ありがとうございます。」
と少し礼をたれた。
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