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だって誰だって面倒な事はいやです。
先生が言った「もちろん」をさせるのは、
自分が先生であると言うこと、そしてヒソカ
つまり僕の前での威厳を守ろうとしたからです。
だから僕は何もしませんでした。
僕だって厄介事にはからまれたくないですから。」
「・・・・・・そうか」
「そしてその猫は?」
「おそらく死んだんじゃないんですか」
3人は沈黙した。
先生はあきれ、そして屁理屈なのに理屈が通っている事について。
マリアは最初から沈黙。
ヒソカは笑っている。
その沈黙は先生によって砕かれた。
「まぁ・・・どちらにせよ遅刻だ。遅刻手続きに名前を書け。」
「ッチ・・・」
「なんか言ったか?」
橘先生とヒソカの目が合う。
「いえ、別に。」
笑いながらペンをとり、紙に名前を書くと同時にヒソカは
マリアを抱え、マリアは先生をつかみ、職員室から飛び出す。
「なっなんだ!?」
先生がわけもわからず聞こうとした瞬間、
職員室が
大破した。
橘は何が起きたか気が動転していてわからなかった。
ヒソカはさも楽しそうに笑っている。
「よう・・・・さっきぶり」
ヒソカは職員室があった場所へと話しかけた。
「さっきはよくもやってくれたなぁ・・・」
そこには、おそらく他校の制服を着た高校生が立っていた。
橘はまだわからずヒソカに目を向けると
「マリア。先生を端にとばせ。」
「はい」
橘は吹っ飛んだ。しかし痛みはない。
「先生、ちょっと邪魔だから、消えろ。」
「なっ何を言ってー!?」
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