第1章

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しかし橘はやっと理解した。他校生がカラを使い  職員室を破壊し、ヒソカに様があると。  「橘先生、先ほどの説明に不備がありました。」  「不備?」  「はい。ヒソカは眺めた後高校生3人に直径15cm程の   意思を投げつけました。」  「意思?石じゃなくて?」  「意思と言う名の石を。」  「ダジャレかよ。」  「いえ、誰も助けない中ヒソカは直径15cm分だけの石を   投げたのです。3人に罰を与えるために。」  「罪を完璧に犯すまでは罰も与えられないんですよ」  ヒソカは言う。  猫は生きている。「いじめられるほうが悪い。」これが  ヒソカの思い。  「猫はがんばった。いじめられながらも、苦しくても、   誰も助けてくれなくても。」  「だから僕はその分だけ助けた。がんばんなくても助けて   もらえるなんて考えているうちはいじめられれば良い。」  ヒソカは笑う。  「罪があるなら罰がある!!!」  「僕は罰したい!!」  マリアは無表情のまま  「ドS」  「さぁ、職員室をこわした罪を償え!!!」
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