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「全員の分はちょっと無理ね。18個で180ドルだもの。御守りって結構するものなのね……。」
「高価な分ちゃんと御利益ありますよ。さ、次はアゴス達の祈祷です。」
低姿勢な神主に苦笑しつつ、二匹を祈祷してもらう。
目的を果たし、次の任務地へ向かおうとして思い出した。
「ファンにサインしなくちゃ……。シェンさんに怒られそうだけどね。」
「はは、ささっと済ませてしまいましょう。」
そして約束していたファンサービスをする。
程良いところで切り上げ、天界に移動してシヴァに荷物を預けた。
「お前らちゃんと仕事してんだろうな?任務忘れてイチャイチャしてたら許さねぇぞ。」
「してませんよ。神の任務が優先でしょ?」
「良いじゃない、ちょっとくらいイチャイチャしたって。」
「お前なぁ……。俺に子守押し付けといてそりゃねぇだろ?俺だってイチャつきてぇのによ。」
「じゃあお詫び。これで我慢してね。」
笑って口づけるシルビアに満足するシヴァ。
「相変わらず心地よい愛情があふれていますね。」
と、天界に戻って来たヴィシュヌに声をかけられる。
振り向いたシルビアが満面の笑みで駆け寄った。
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