31人が本棚に入れています
本棚に追加
「何で16になったんだよ。」
「恋人になりたかったから……。」
「ませガキが……。7歳のくせに何考えてんだよ……。」
「ティムお兄ちゃん……私を下界の子と同じに見ていたんですか……?身体の成長は下界に合わせていましたけど……知能はティムお兄ちゃんと同じくらいなんですよ……?」
「はあ?神の子はそうなのか?んじゃアレックス達も?」
「いいえ、天界で育っていないので下界の子と同じです。」
「ふーん……。ほんと神の世界って訳分かんねぇ……。」
その神々の子達を眺めながら呟くティム。
子供達はタナトスの誕生日を祝っていた。
「しっかし、お前が俺のペアとはな~……。恋愛対象外だったのに……。俺もガルダと同じロリコンか……。」
化身したガルダにラブラブで料理を食べさせているディア。
大人と子供だ。
「ですからロリコンじゃありませんってば。16歳です、私。」
「はいはい、そうですか。あ、そうだ。何で今日なんだよ。」
「え?それは、その……プレゼントに……。」
「プレゼント?何が。」
「ですから、ティムお兄ちゃんの誕生日プレゼントに……ファルミナをあげようと……。」
飲んでいたジュースを噴き出すティム。
.
最初のコメントを投稿しよう!