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部屋に入るなり激しい口づけを交わすガルダとディア。
遂にガルダの欲望が解き放たれるのだ。
「ああ、もう着けすぎ!こ、壊しても!?」
「やだ!大事にするんだもん!」
ごてごての装飾品を取り外しながらガルダが焦れていた。
自分で贈ったプレゼントが忌々しい。
「そんな顔しないでよ……。ガルダの……夫からのプレゼントだもん……。大事にしたいの……。」
「うっ……。そんな可愛いこと言って……」
我慢できず愛し始めるガルダ。
残っている装飾品は愛しながら取り外す事にした。
ところがである。
「ガ、ガルダッ、く、苦しっ」
乱れる呼吸の下から、涙を滲ませディアが訴えた。
彼に愛されるのは初めてではない。
だが、これまでとは比較にならない程の愛が与えられ、呼吸もままならなかった。
ガルダが張り切っているのかと思ったが、いつもと同じだと首を傾げていた。
「魂レベル……か。少し休みましょう……。」
心臓麻痺を起こされては大変だと苦笑する。
「じゃあディアがする!ガルダを愛してあげる!解禁でしょ!?」
「ん、そうですけど……触るんですか?」
こくこく頷くディア。
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