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この2年、自分はガルダにたくさん愛されてきた。
しかし、自分が彼にしてあげられるのはキスだけだった。
だが今からは違う。
彼にキス以上の事をしてあげられるのだ。
「んっ、こ、こんな、」
ディアはただ触れているだけ。
それなのに快楽に襲われる。
これが数千年ぶりの行為だから?
いや、相手が魂レベルのディアだから……。
何だか意識が朦朧としてくる。
「ディ、ディア!」
ギュッとディアを抱き締める。
その力強さから耐えている事が分かった。
必死に耐えるガルダに微笑んで、その耳元にそっと囁く。
「一つになろう……?ガルダとディア……心も身体も魂も……一つになって結ばれたい……。」
その言葉でガルダの我慢は限界を迎えた。
「ああ……愛してる……。ディア……愛してる……。」
にっこり微笑む彼女にキスをして……愛し合う二人の行為は先へ先へと進んで行く。
そしてその瞬間が訪れた。
泣き叫ぶディアをなだめながら、遂に二人は一つとなる。
「が、頑張りましたね……。大丈夫ですか……?」
「んーっ、ガルダの馬鹿ーっ、う、動かないでっ、」
激痛に涙を流して膨れていた。
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