駄々っ子ファルミナ

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ディアに負けじとファルミナを自室に連れ込んだティム。 意気込んで部屋に来たのは良いけれど、ディアと違って自分は男。 自分がリードする立場だった。 経験は、勿論ない。 神々のエロ話で何となくする事は分かっているが、聞きかじっている程度なのだ。 「はは、どうする?ほんとにするか?」 きょとんとするファルミナ。 「しないんですか?その為に16歳になったんですけど……。」 「ってゆーか……お前、分かってんのか?」 昨日まで7歳だったファルミナだ。 メイクラブが何の事か、分かっているのか疑問だった。 「分かってますよ?知能は同じくらいだって言ったじゃないですか。」 「ほんとか~?んじゃ何なのか言ってみろよ。」 「生殖行為の事でしょう?私のヨーニとティムお兄ちゃんのリンガを結合させるんですよね?」 淡々と話すファルミナに赤面する。 「い、意味分かって言ってんのかよ!つーか分かってねぇだろ!」 分かっていたら平然と言えるはずがない。 「意味って……本にはそう書いてありましたよ?」 「お前の知識って書物から学んだやつか……?」 「そうですけど……?」 ため息をつくティム。 すっかりやる気も無くなった。 .
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