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「痛ーーいっ!お兄ちゃん痛いーーっ!あーーん、痛いよーーっ!」
幼い子供のように泣きじゃくるファルミナ。
16歳に成長したと言っても昨日までは7歳だったのだ。
わんわん泣いているファルミナにため息をつき、刺激を与えないよう身体を起こす。
「馬鹿だな……。処女膜ってもんがあんだろーが……。」
頭を撫でながら、痛みが治まるのを待つ。
しばらくして落ち着いたのか、ようやく彼女が泣き止んだ。
「大丈夫か?勝手にやんのが悪いんだぞ。初めてのくせに自分から突っ込みやがって。」
「ふぇ、痛いなんて、思いませんでした、から、」
「バ~カ、ませガキめ。ははっ、ほんとませガキだ。」
笑って口づけ体勢を入れ替えた。
「で?どうすんだ?このままやっちゃうか?」
「い、痛いから、や、やめます……。」
「だ~め。今更やめらんねぇよ。」
それを聞き、泣きそうな顔をする。
「あのな、痛いのは最初だけだ。こっからは気持ち良くなるんだぜ?」
「う、嘘です……。こんなに痛いのに……気持ち良くなるはずありません……。」
「大丈夫だって……。俺が愛してやるから……心配すんな……。」
言いながら額や頬に口づけて。
痛みを忘れるほどの快楽を与える。
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