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「そのくらいなら隠せるぞ?あやつも来たがってたからな。おぬしと遊びたがっておったわ。」
写真撮影の時にたっぷり遊んだのだが、やはり神獣はシルビアにメロメロだった。
「ったく、ほんと女神で良かったよな。神獣を手玉に取りやがって。」
「あはは、魔族だったら神々に大ダメージですもんね。」
「はっはっは、それは大袈裟ではないか?ではあやつを連れて来るとしよう。どこに降りれば良いのじゃ?」
「裏のナンディンがいる所にお願い。」
了承したインドラが天界に向かった。
「パパ、ママ、そろそろ始めるけど準備OK?」
「えーと、皆さん良いですか?」
頷いた神々と神獣を引き連れ会場に向かった。
現れたメンバーに黄色い声が響き渡る。
遅れて登場したシヴァとインドラは、ナンディンとアイラーヴァタに乗っていた。
巨大な白い象の登場に会場は盛り上がる。
「はっはっは、注目の的じゃな、アイラーヴァタよ。」
〈んー、そんな事より遊びたいなー。あっ、いた!〉
シルビアを見つけたアイラーヴァタが歩を速める。
「こら!止まらんか!……まったく、儂の言う事も聞かぬとは……」
かぶりを振りつつ、シャスタの言葉を思い出す。
やはり神々に大ダメージだと苦笑した。
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