ディアのプロポーズ

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「はは、大人になっても気持ちが変わらなかったら結婚しましょうか。」 相手は子供だからと、笑って約束したガルダだったが…… 「ちゃ~んと録音したよ。約束破ったら僕が許さないからね。」 「わ、さすが双子の連携プレイ……。はは、良いですよ。大人になって、それでも私と結婚したいと言うなら……その時にはちゃんと考えますからね。」 「ほんと!?じゃあ約束だよ!」 嬉しそうに抱きつき嘴にキスをする。 そのキスを受け、首を傾げるガルダ。 シルビアのキスとは違う感覚に戸惑っていた。 相手が子供だからなのか、いまいち良く分からない感覚だった。 「でも……結婚って何か分かってるんですか?」 「んーと、ラブラブで一緒に暮らす事。おじいちゃん達みたいにハグとキスでイチャイチャするの。」 それを聞き、やっぱり子供だと笑うガルダ。 笑われたディアがぷくっと膨れる。 「あはは、ごめんね。ハグはできるけどキスはできないんですよ。嘴ですからね。」 「できるでしょ?さっきもしたよ?」 「あ、そうか。はは、そのキスならできますね。」 子供のキスと大人のキス。 ディアにはその違いが分かっていないのだ。 .
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