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「お父さん達、いつの間に来たの?」
両親の登場に、不思議そうな顔をするナンシー。
「シヴァ神様が迎えに来てくれたんだよ。はは、ガネーシャ神にそっくりだ。」
「うはっ、半端ねぇ!孫も可愛いじゃねぇか!」
既にメロメロ状態のシヴァを見て、みんなが笑う。
「おめでとう、ガネーシャ、ナンシー。」
創造神が降臨し、タナトスに祝福を贈った。
「じゃあ、一緒に出産パーティーもやっちゃいますか。」
賛成した神々が準備に走る。
バートン夫妻も一旦帰宅し、店を閉めてスイーツ持参で戻って来た。
そして5時。
学校の友達と親達がナイト家を訪れた。
出迎えたソフィアとマルクに案内され、双子の誕生パーティー会場へと向かう。
隣の部屋でもパーティーが開かれているらしく、騒然としていた。
「ソフィアさん、こっちは何のパーティー?」
「同居しているナンシーに子供が産まれたの。そのお祝いよ。」
「って、写真集の人達じゃないの!美男美女揃いね~……」
うっとりしている母親達に苦笑しながら、誕生パーティーを開始した。
「美味しいわね~。さすがナイト家って感じ。シェフも一流なのね~。」
並べられた料理の美味しさに大満足の親子達。
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