ガルダとディアのすれ違い

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5年の月日が流れ、2047年9月。 5歳になった神々の子供達がキンダーガーテンに入学する。 「タナトスも同級生になっちゃったわね。子供と孫が同級生って何か笑えちゃう。」 「それが神の世界なんだよ。んなのどーでもいいじゃねぇか。」 娘と息子の手を引いて、ニコニコしながら移動するシヴァ。 「シヴァ、穏やかになったわよね。セフィーナの影響かしら……。」 パールヴァティーがしみじみとつぶやいた。 「下界で子育てしているせいでしょ?一気に成長する天界と違って下界はゆっくりですからね。それだけ父性愛も大きくなりますし、穏やかにもなりますよ。まあ、セフィーナの影響はかなり大きいでしょうけど。」 シヴァの様子を見てシャスタが笑う。 「あはは、セフィーナは優しいお父さんが好きなんだよね~。」 「うん!優しいお父さん大好き!」 シルビアに問われたセフィーナが満面の笑みで答える。 僕も~、とマティアス。 それを聞き、シヴァが嬉しそうに笑う。 「僕も優しいおじいちゃん大好き~。」 タナトスにも言われ、メロメロとなる。 「不良体質は変わってないのにね~。ベッドの上じゃ破壊的だし~。」 「あ、おま、子供の前でエロ話すんなよ。教育に悪いだろーが。」 その台詞に噴き出すガネーシャ。 他のみんなも笑い出した。 .
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