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「勿論ですよ。それに今は14歳でもこれから大人になっていくんですから。ね?」
「うん……。早く大人になりたいよ……。ガルダに釣り合う大人の女性に……。」
「背伸びしなくても良いんですよ。私はディアを愛しているんですから……。」
そう言って頬に口づける。
「ディアも……あ……愛して……る……」
初めて口にした『愛してる』という言葉。
言った後で恥ずかしさが込み上げ真っ赤になった。
そんな彼女が愛しくて。
「愛してますよ、ディア……」
その可愛い唇に口づける。
不思議なデジャヴュを感じながら、ガルダの行為は先へと進んだ。
だが、ディアの表情が怯えの表情に変わり、ハッとして手を止めた。
「ガ、ガルダ……?」
「すみません、つい……」
目を閉じ欲望を抑え込もうと必死になるガルダ。
その衣服の膨らみに驚くディアだったが、驚きながらも彼女は理解していた。
これを抑え込むのは困難で……どうすれば収まるかも知っていた。
苦しむガルダを楽にさせてあげたいと、そっと手を伸ばす。
「さ、触っちゃ駄目ですよ!」
このままでは抑えがきかなくなる。
今度理性がなくなったら彼女を襲ってしまうだろう。
必死に堪えてディアの手を掴む。
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