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「そんな事しなくて良いんですよ。」
「でも苦しそうだし、楽にしてあげたいから……」
心配そうな彼女の顔を見て、どうにか理性が保たれた。
「ディアは……ほんとおませですね……。」
ふうっと息を吐き、化身を解いた。
剥ぎ取った下着を渡し、服を羽織らせる。
「何で……?ディアが子供だから……?」
最後までしてもらえなかった事に落ち込んでいた。
「そうですね。ディアにはまだ早すぎました。」
「ど、どうせ子供だもん。魅力が無いんでしょ。」
膨れたディアの頭を優しく撫でて。
「魅力は充分ですよ。ちゃんと反応してたでしょう?」
「う……うん……。だったらどうして……?」
「身体がまだ未熟なんです。今私が愛したら壊れちゃいますよ。」
本当は愛したいんですけどね、と付け加え抱き締める。
「ガルダ、大好き……。早くガルダに愛されたい……。」
「じゃあ早く大人になって下さい。あ、身体も鍛えて下さいね。待たされた分、手加減できないかも知れませんし。」
「や、手加減してよ、ヴァージン捧げるんだから。」
「はは、そうですね……。その時には優しく愛しますよ……。可愛くて愛しい私のディア……。」
そのまましばらく寄り添って、頭を撫でて慈しんでいた。
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