ガルダのプロポーズ

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「できるよ?ガルダとキスしたもん。」 「ぶはっ、やっぱ子供だな。俺らの言うキスってのはディープなやつを言うんだよ。嘴にするキスとは違うんだぜ~?わははは、」 げらげら笑うシヴァに膨れるディア。 「そのくらい知ってるもん!ディープキスしたもん!キスマークだってあるし!」 その言葉にシーンとなる。 「はあ?嘴で……ディープにキスマーク?何だそれ!どうやったんだ!?すっげ~気になる!」 好奇心の塊の、シルビアとレイフも一緒にこくこく頷いていた。 「ガネーシャ神と同じでしょ?愛し合う時は人間の姿に化身するんだって。」 思い出しうっとりするディア。 なるほどな~と頷く家族達。 ハッとしたマルクが怒鳴り出した。 「許さないぞディア!14でメイクラブは早すぎる!しかも相手は大人で……サイズが合わないじゃないか!」 「う、うん、あれは絶対無理、裂けちゃう、」 父親の迫力に余計な事を口走る。 それが更なる怒りを買った。 「ど、どこまで、どこまでやったんだーーっ!」 「う……、む、胸へのキスまで……?」 子供のくせにと怒る父。 知らないうちにそうなっていたと言い訳する娘。 .
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