ガルダのプロポーズ

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「お父さん、のうこうって何?」 「は……?」 セフィーナに問われ、ハッとするシヴァ。 「ぅおい!子供の前でエロ話すんな!もうやめろ!」 「ぷっ、自分だって乗ってたくせに。」 「う、うっかりだうっかり。もうすんなよ!」 は~いと笑って話題を変える。 アレックス達に学校の様子を聞きながら食事を続けた。 「ディアが……ディープで……ペッティングまで……」 ティムが一人でショックを引きずっていた。 「お、俺、キスもまだなのに!何でディアだけ!?おばあちゃん!俺の相手は!?」 「こら、話を戻すんじゃないの。それに16になるまで分からないのよ。」 「くっそ~、ディアに負けるなんて!すっげぇ悔しい!」 「へへ~んだ、ざま~みろ~。私とガルダのこと馬鹿にするからよ~。」 「ガルダじゃなくてお前を馬鹿にしてたんだよ!馬鹿ディア!」 「ふ~んだ、お子ちゃまティム!」 睨み合う双子に苦笑して、喧嘩を執り成し食事を終える。 「食後のトレーニング付き合えよ!負かしてやるからな!」 「今日は負けないもんね!最高の一日を勝利でしめるんだから!」 そう言ってトレーニングルームに向かう双子達。 .
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